■森林ボランティア団体紹介

 
平成23年7月1日現在
 
■代表者 日沼 正清
■事務局連絡先  〒018-2632 秋田県八峰町八森字三十釜133−1
■TEL.0185−70−4211 ■FAX.0185−70−4214
■E‐mail asna@shirakami.or.jp
■会員数 正会員102名(個人92名、団体4団体)、賛助会員13名(個人13名)※H23.3月末
 
■設立趣旨
地域住民に対し、白神山地と八森の自然についての調査研究と、その保全に関する事業を行い、自然保護啓蒙及び地域の活性化、自然型産業の確立、環境教育の普及に寄与することを目的とする。
 
■活動の概要
当法人の前身である白神ネイチャー協会は1999年5月所期の目的を達成するために設立された。会は民間会社の環境基金及び会費で運営され、初年度は第1回植樹祭の企画立案と諸準備に費やされた。
植栽地は町有地であるが、町当局とある民間会社と分収林契約をしていたため、当核会社との交渉が続いた。借用予定地(10ha)は青秋林道沿い、海抜高度850mにあり、第1回植樹は2000年10月全国から募った約250名の参加のもと実施され、成会裡に終えた。以降2003年まで現地で毎年植樹を行い、その後の手入れも順調に実施した。
また、2003年・2004年の2年間は米代西部森林管理署と提携し、中ノ又沢 約2haにブナをはじめ、他広葉樹2,500本を植樹した。
2004年にはNPO法人を設立し、それに伴いこれまでの「白神ネイチャー協会」は解散し、同年12月に「NPO法人 白神ネイチャー協会」を設立した。また、当年度からこれまでの植栽地の植樹を一時中断し、泊川流域のナメトコ沢(町有林でスギを伐採した跡地)に移り、現在まで植樹活動を続けている。
一方「マリンブルー21」の助成を得て、2001年〜2003年の3年間、海浜生物生息環境調査を実施し、真瀬川河口周辺の海水の状況等をまとめ、報告した。また定点ライン4ヶ所で海底のビデオ撮影を実施し、図面とともに永久管理することにしている。これは100年後の海浜状況変化を知るデータとなることを念願して実施したものである。
また、20年度はブナ、ミズナラ、カエデスギの混交林試験植栽を実施し、今年度も継続して事業を実施することとしている。
 
■活動の目標
これまでは、八森真瀬沢1番地にブナをはじめミズナラ等を植樹してきたが、平成16年からは真瀬川の南側に流れる泊川上流域を選定している。この場所は、これまでの河川流域の環境づくりに加えて、「緑の回廊」を日本海まで延ばそうとするためのものであり、これにより、奥羽山脈→白神山地→八峰町→海岸と長距離にわたり森林を連続させ、動物の生育地などにも活用できる森づくりを多面的に行う。
 
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