緑の募金活動

■緑の募金への取組
  近年、豊かな水を育み、暮らしにゆとりと潤いをもたらす森林を、国民共通の財産として「守り、育てよう」との気運が高まりを見せています。

  こうしたなかで、平成7年6月「緑の募金による森林整備等の推進に関する法律」が施行され、昭和25年以来、国土緑化運動のシンボルとして親しまれてきた「緑の羽根募金」は、民間団体の自発的活動による「緑の募金」として新たな活動を展開しています。

  この活動は、国民の皆様に「緑の募金」への協力の輪を広め、市民による森林の造成活動や、地域緑化などの環境保全の活動を支援し、さらに、熱帯林の再生、砂漠の緑化活動などへも貢献しようというものです。

  言うまでもありませんが、森林は掛け替えのない環境資源であり、あらゆる生物の生存にとって不可欠な「水と緑」のふるさとです。
 昨今、森林・林業、山村活動が衰退するなかで、自然を守り育て、健全な森林を次代に引き継ぎ、緑豊かで潤いのある社会をつくることは、我々一人一人の課題であり責務であります。

  私たち秋田県緑化推進委員会は、法律に定められた県内唯一の指定法人として、「緑の募金」への協力の輪を広げ、県土緑化運動並びに森林整備などの推進に取り組んでいます。
 
 
■「緑の募金」はどのように使われますか?
【地域緑化活動への支援】
 各市町村緑化推進委員会等が、当該地域で行う緑化行事の開催、苗木等の配布、公共施設の緑化などの緑化活動に使われます。

【森づくり・緑化活動への助成】
 森づくりや環境緑化に対する県民参加を促進するため、市民グループの森づくり活動、森林ボランティア団体の活動、学校緑化活動、緑の少年団活動への支援、助成などを行います。

令和5年の「緑の募金」の実績と使途は次のとおりです。
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